引用:https://soar-world.com/2017/10/19/yuzuriha/

 

こんにちは。

今回は、2月4日のプロフェッショナルに出演される、高橋亜美(たかはし・あみ)さんについて、紹介します。

 

高橋さんはソーシャルワーカー

アフターケア相談所ゆずりは」で、児童養護施設などを出た人たちのその後の人生をサポートする活動をされている方です。

 

児童養護施設や里親家庭で育った人は、社会に出てからすぐに自立せねばならず、頼れる親や家族がいないという現実があります。

中には精神疾患を抱えてしまったり、望まぬ妊娠をしたりする人もいるそうです。

 

この記事では、社会の中で辛い思いを抱える人たちをサポートしている高橋亜美さんのプロフィールや経歴、福祉に携わるようになったきっかけなどについて書いていきます。

 

高橋亜美さんのプロフィール!ソーシャルワーカーとはどんな仕事?

 

高橋亜美さん画像

引用:https://soar-world.com/2017/10/19/yuzuriha/

 

高橋亜美さんのプロフィール
  • 名前:高橋亜美
  • 年齢:1974年(46歳)
  • 学歴:日本社会事業大学福祉学部卒業
  • 職業:ソーシャルワーカー

 

高橋さんは、ソーシャルワーカーと呼ばれるお仕事をされています。

あまりなじみのない言葉ですね。

 

ソーシャルワーカー(英語:Social Worker)とは、

社会の中で生活する上で実際に困っている人々や生活に不安を抱えている人々、社会的に疎外されている人々と関係を構築して

様々な課題にともに取り組む援助を提供するソーシャルワークを専門性に持つ対人援助専門職の総称である

ソーシャルワーカー - Wikipedia

 

ソーシャルワーカーとは、困っている人に寄り添い、一緒に課題を解決していくお仕事のこと。

その中でも高橋さんは、虐待を受けた後の人に支援をしています。

 

高橋亜美さんの経歴。虐待を受け、大学時代には停学経験も

 

高橋亜美さん画像

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虐待を受けた人の支援をしている高橋さんですが、実は高橋さん自身が子どもの頃に虐待を受けていました

高橋さんのお父さんは卓球をやっていて、小学4年生の頃から高橋さんも強制的に卓球をやらされていたといいます。

 

普段は優しいお父さんに、抑圧され暴力を振るわれる経験は、高橋さんを追い詰めていきました。

いつの間にか万引きをするようになったり、生き物をいじめるようになったり、人間関係が悪化したりしていったそうです。

 

そして高橋さんが中学生になったとき、お父さんに「卓球をやめたい」と伝えます。

お父さんも諦め、高橋さんは卓球をやめることができました。

 

もう卓球をしなくていい、父に暴言を吐かれたり暴力を振るわれたりしなくていい、ということがとても嬉しかった。霧が晴れたようでした。

そうしたら、いつしか、あれ? 私、万引きしてない、鳩もいじめてない、って気づいたんです。その感覚を知ることはとても大きなきっかけになっていると思います。

どの子どもにも「生きていてくれて、ありがとう」と伝えたい。児童養護施設等から巣立つ子どもたちを支える「ゆずりは」高橋亜美さん | soar(ソア)

 

あまりに壮絶な幼少期ですね。

 

暴力を振るわれたことでどんどん自分が「悪い子」になっていく感覚を経験した高橋さんは、少年犯罪に興味を持ちます。

しかし、すぐに福祉の仕事に就くことを考えたわけではありませんでした。

 

本当はデザインや美術の方向にいきたかったという高橋さんですが、芸術系の大学全てに落ちてしまい、日本社会事業大学に進学します。

 

日本社会事業大学は福祉学部しかなく、「福祉の東大」と言われるような大学。

そんな中で高橋さんは周りに馴染めず、なんと大学を一年停学になっています。

 

しかし大学4年生の時に実習に行った「自立援助ホーム あすなろ荘」が高橋さんの人生を大きく変えました。

 

高橋さんが福祉の道に進むきっかけとなった「あすなろ荘」

 

高橋亜美さん画像

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あすなろ荘は、虐待などの理由で家で生活できない、15〜20歳の子どもを受け入れる場所。

子どもたちはあすなろ荘で生活しながら、自分で働いて寮費や医療費を払っています。

 

児童養護施設よりも厳しい場所なんですね。

15歳の子が就職して、必要なお金を全て払っているというのが衝撃的です。

 

高橋さんも大きなショックを受けたといいます。

 

この子たちは自分の意思とは関係なく生きるために働いている。好きでここにいたり仕事をしたりしている子なんかひとりもいない

「子ども達の問題の背景には必ず奪われたものがあることを絶対忘れてはいけない」:アフターケア相談所ゆずりは所長・高橋亜美さんが語る「どんな家庭に生まれ育ったとしても生きられてよかったと思える社会を目指して」 | マチバリー

 

そしてあすなろ荘で働く人も高橋さんに大きな影響を与えます。

子どもたちとぶつかったり、時には叱ったりしながらも生き生きとしているスタッフの方を見て、高橋さんは「福祉で働いてるのは真面目な人」という先入観を壊されたそうです。

 

実習を通して高橋さんは「子どもたちは好きで非行に走るわけではない、その背景には必ず辛い経験があるんだ」と思うようになっていきます。

 

その後「だけど自分が福祉の仕事をできるんだろうか」という思いもあり、卒業後すぐには就職しなかった高橋さん。

しかし日常生活の中で、少年犯罪に対する世間の無理解な態度や、福祉の問題を気にしていたことに気づきます。

 

あすなろ荘で気づいたことが、高橋さんのこころに根づいていたんですね。

 

29歳のとき、高橋さんは「やっぱりあすなろ荘でやりたい」と福祉の道へ戻ります。

 

高橋亜美さんがアフターケア事業「ゆずりは」を立ち上げた理由

 

高橋亜美さん画像

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高橋さんはあすなろ荘で、9年間ケアワーカーとして働きました。

傷ついた子の心を精一杯支援していた高橋さん。

 

しかし、施設を出た子の人生がかなり厳しいものであると気づきます。

 

一緒に暮らしていた子たちが、ホームレスになったり、望まない形で性風俗の仕事に就いたり、

借金を背負ったり、精神疾患で働けなくなったり、と本当に過酷な状況に追いつめられているという現実を目の当たりにしました。

どの子どもにも「生きていてくれて、ありがとう」と伝えたい。児童養護施設等から巣立つ子どもたちを支える「ゆずりは」高橋亜美さん | soar(ソア) 

 

体を壊したりトラブルに巻き込まれたりしても助けてもらえない。

頼れる家族がいないというのは、想像以上に厳しい状況なんですね。

 

高橋さんは「子どもだけでなく、大人に対する支援が必要だ」と痛感し、まずはあすなろ荘の中でアフターケアをはじめます。

そしてあすなろ荘出身以外の人からも相談が来るようになり、高橋さんは「アフターケア相談所ゆずりは」を立ち上げました。

 

まさにあすなろ荘での実習が、高橋さんの人生を大きく変えたんですね。

 

ゆずりはでは、

  • 施設を出た後に困っている人たちの相談を受け、問題を解決していく「アフターケア」
  • 働きたくても働けない人への就労支援事業

を行なっています。

 

私たちに出来ることなんてその子の人生にとってほんの一部の支えにしかなりません。(中略)

「出会えてよかった」と思ってもらえる大人になりたいし、実際にそう感謝してもらえることが大きな励みになっています。

「子ども達の問題の背景には必ず奪われたものがあることを絶対忘れてはいけない」:アフターケア相談所ゆずりは所長・高橋亜美さんが語る「どんな家庭に生まれ育ったとしても生きられてよかったと思える社会を目指して」 | マチバリー 

 

高橋亜美さんがこれからやっていきたいこと

 

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高橋さんの目指す社会は、「どんな家庭に生まれ育ったとしても、この社会で生きられてよかった」と子どもも大人も思える社会。

 

そのために、ゆずりはを「子ども食堂」のようにモデル事業として広めていきたいそうです。

また、子どものころの経験が与える影響、福祉や教育の重要性を現場から発信していきたいと高橋さんは考えています。

 

誰にとっても子どものころの記憶というのは人生に大きな影響を与えます。

虐待を受けた子、複雑な家庭で育った子、そして「大人になった子」にも支援が必要なんですね。

 

まとめ:高橋亜美さんは、相手を信じて寄り添い続ける「信頼」の人だった!

 

高橋亜美さん画像

引用:https://soar-world.com/2017/10/19/yuzuriha/

 

今回は、プロフェッショナルに出演される、高橋亜美(たかはし・あみ)さんについてまとめていきました。

 

自分がどんな支援をすればいいのか考え尽くし、「根っからの悪い人なんていない」という信頼をもとにコミュニケーションを取っている高橋さん。

まさに相手を信じて寄り添い続ける「信頼」の人と言えるでしょう。

 

これからもっと子どもたちの現状やその後、高橋さんの活動が広まっていくといいですね。

 

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では、今回は以上です。ありがとうございました。

 

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執筆者:ウド マツリ