
こんにちは。
今回は、10/8のプロフェッショナルに出演される、
タサン志麻(たさんしま)さんについて、紹介します。
志麻さんは、フリーランスの家政婦。
あまりの人気で予約が取れないことから、「伝説の家政婦」と呼ばれています。
そんな志麻さんのプロフィールや経歴、
家政婦として働くために大切にしていることなどをまとめました。
記事の目次(クリックで飛べます)
タサン志麻さんのプロフィールは?

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
- 名前:タサン志麻(たさん・しま)
- 年齢:40歳、1979年(昭和54年)生まれ
- 出身地:山口県出身
- 学歴:大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校卒
- 役職:フリーランスの家政婦
予約が取れないことから、「伝説の家政婦」と呼ばれている志麻さん。
様々な国の料理を、家にある材料と調理器具のみで作ってしまうその腕前は、まさに唯一無二です。
また、仕事だけでなく家庭も充実されています。
フランス人の夫ロマンさん、2人の息子さん、そして2匹の猫ちゃんと一緒に、幸せな家庭を築かれているそうですよ。
タサン志麻さんの経歴を調べてみた!

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
- 大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業
- ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了して帰国
- 老舗フレンチレストランなどに15年勤務
- 2015年にフリーランスの家政婦として独立
- 「予約がとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される
- 「つくりおきマイスター養成講座」のレシピ監修・講師や、食品メーカーのレシピ開発など多方面で活動中
参考:公式ホームページ
日本からフランスへ飛び出し、料理の勉強をして、現在はフリーの家政婦をやられているようです。
なぜ現地で勉強して、レストランに勤めず家政婦の道を選んだのでしょうか。謎が深まります。
予約が取れない「伝説の家政婦」志麻さん、人気の理由は?

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
公式ホームページを見てみると、
「家事代行は既存のお客様でスケジュールが埋まっているため、現在、新規受付を停止しております。誠に申し訳ございません。」
と注意書きがしてあります。
調べてみましたが、志麻さんに料理をお願いする方法はなさそうです。
驚くべき人気ですね。
まるで数カ月先まで予定が埋まっている、人気のタレントさんみたいです。
ここまでの人気の理由を分析してみると、大きく分けて3つのことが浮かび上がってきました。
- 家庭にあるもので本格的な料理を作り置きしてくれる
- 料理のメニュー・ジャンルが幅広い
- それぞれの家庭を想う志麻さんの気持ち
志麻さんは、家庭にある材料と調理器具さえあれば、本格料理をつくることができます。
どんなに料理が上手なシェフを呼んでも、特別な材料が必要だと一般家庭では困ってしまいますよね。
しかし志麻さんは冷蔵庫の中のもので作ってくれるので、食費がかさむこともなく、
家族でリラックスして本格料理を食べることができるんですね。
そしてフランスで学んだ志麻さんですが、つくれる料理は幅広いです。
フランス家庭料理に加え、和洋中やエスニック、デザートまでなんでも手がけ、
要望があれば15品以上も用意されるといいます。
苦手な食べ物がある小さなお子さんのいる家庭でも、
ゆっくり食事をしたいご夫婦の家庭でも、幅広く対応できる志麻さん。
まさに「伝説の家政婦」ですね。
また、志麻さんには家政婦として料理をする上で気をつけていることがあるそうです。
レストランに行っておいしくなくてもそのときだけで済みますが、家庭の料理は毎日のこと。
責任ある仕事で、喜んでもらうには相手のことをもっと知って考えなくてはいけない。
お仕事の状況、生活パターン、お子さんの好き嫌い、ときにはこんな夫婦喧嘩をした…といったお話も聞きます。
お客さんのことを家族のように思って食事をつくれるのはすごく幸せなことですね。
料理自体はお店のように完璧な火入れをしたり、手の込んだソースを準備できるわけではないけれど、その気持ちだけは負けないと思ってやっています。
家庭の料理をするのだから、その家庭について深く知っておく。
志麻さんの徹底して家族に寄り添う姿勢が、多くの人に支持されているのではないでしょうか。
志麻さんはなぜ家政婦をやっているのか、調べてみた!

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
フランスの学校に行き、その後もさまざまなレストランで修行を繰り返していたという志麻さん。
なぜ、レストランではなく家政婦という道を選んだのでしょうか?
実は振り返ってみて最も心惹かれたのは、フランス人宅を訪れて食べた家庭料理だったという。
「シンプルだけど味わい深くて…。レストランとは違う、温かな家庭の雰囲気も魅力的でした。
会話が絶えず、座っているだけで楽しかったんです。
だけど共に働く仲間が目指しているのは華やかなフランス料理の世界。
周囲に好きだと言えず、その思いがずっと続くことになりました」
志麻さんが本当に惹かれていたのは、自分のお店を持つことでも、華やかな世界で働くことでもなく、
素朴な家庭の料理だったんですね。
フランスで修業していたころ、現地の家庭で見たシーンに衝撃を受けました。
食べているものは質素なのに、食卓を囲んで家族や友人とずっとしゃべっていて、笑いが絶えない。
ゆっくり会話する時間を大切にしている姿に、人生を心から楽しんでいるなと感じて。
非日常の演出や緊張感もフランス料理の一面ではあるのですが、
そうではないフランス料理を好きになりすぎて、どうにか日本でも実現できないかともどかしさを抱えていました。
フランス料理って、非日常で高級なイメージがあります。
だけど志麻さんが好きになったフランス料理は、家庭で団らんするときに出てくるような料理。
そして志麻さんが伝えたかったのは、ゆっくり会話する楽しみを持った、フランスの食文化そのものだったんですね。
志麻さんは学生の頃から、周りが華やかなレストランの世界を目指していることにギャップを感じていたそうです。
卒業後は日本に戻り、東京のレストランではたらいていたものの、
「自分がやりたいのは違う料理だ」と心を決め、レストランをやめた志麻さん。
勉強にお金を使っていたため貯金がなく、改めてお金を貯めようとアルバイト。
そして2015年、「今までの経験が活かせ、勉強できる時間をもてる仕事はないだろうか」と考えて家政婦になったそうです。
「同級生たちが独立してお店をもっていくなか、『これでいいのかな』という思いもありました。
だけど次第に、『料理がすごくおいしかった』とレビューを書いてくれる人が増えてきて…。
日々食べる料理だから、和洋中なんでもつくれるように勉強しましたが、
なかでも知ってほしいフランスの家庭料理を織りまぜたところ、噂が広まっていったんです」
フランスの家庭料理を伝えたい、という思いを叶えた志麻さん。
途中で迷ったり、苦しんだりしながらも、フランスに留学したときに食べた家庭料理が原動力になっていたんですね。
「自分の気持ちに正直に決断してよかったと、心から思います」、と志麻さんは語っています。
フランスの「家庭料理」を日本で表現するのに、「家政婦」以上にふさわしい仕事はないかもしれません。
志麻さんの著書を探してみた

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
- 『予約がとれない伝説の家政婦が教える魔法の作りおき』
- 『志麻さんのプレミアムな作りおき』
- 『沸騰ワード10×伝説の家政婦 シマさん 週末まとめて作りおき! 平日らくらくごはん』
- 『志麻さんの何度でも食べたい極上レシピ』
- 『志麻さんの自宅レシピ 』
- 『沸騰ワード10×伝説の家政婦 志麻さん ベストレシピ』
- 『1分で決まる! 志麻さんの献立の作り方』
- 『厨房から台所へ 志麻さんの思い出レシピ31』
参考:公式ホームページ
…想像以上にたくさんの本が出版されていました。
よく見ると、作りおきの本だけではなく「自宅レシピ」「極上レシピ」という、
「家庭でもつくれる美味しい料理」というテーマの本もたくさんあるようです。
また、『厨房から台所へ 志麻さんの思い出レシピ31』は志麻さん初のエッセイつきレシピ本。
志麻さんの生きてきた道がつづられています。
まとめ:タサン志麻さんは、「家庭料理」を大切にするあたたかい家政婦さん

引用:https://professions-of.jp/contents/?id=181215140
今回は、プロフェッショナルに出演される、
タサン志麻(たさんしま)さんについてまとめていきました。
志麻さんは単純に料理をつくっているのではなく、
料理の道で学んできたことをすべて注ぎ、家庭のいろいろなことに気を配りながら、
「家庭料理での団らん」という温かい時間を作り、届けているんですね。
迷いながらも今まで歩んできた道すべてを糧にして、夢にたどり着く。
そんな志麻さんの歩みは、強いようでとても柔軟だと感じました。
ある程度の年齢になると、独立してお店をもつのが当たり前だというフランス料理の世界で、
自分のやりたい料理を実現させるのは、並大抵のことではなかったでしょう。
「フランス料理をもっと力を抜いて楽しんでもらいたい」
と語られる志麻さん。
志麻さんは今日も、どこかの家庭で温かい食事の時間をつくっています。
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出典元:https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
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では、今回は以上です。
ありがとうございました。
執筆者:ウド マツリ