
こんにちは。
今回は、9/26のカンブリア宮殿に出演される
工藤勇一(くどうゆういち)さんについて、紹介します。
工藤勇一さんは現在、千代田区立麹町中学校の校長先生。
ごく普通の公立中学校を「宿題なし」「中間期末テストなし」
という型破りな学校に生まれ変わらせた、大胆な先生です。
そんな工藤勇一さんのプロフィールや経歴、
新しいシステムの中学校を創り上げることのできた理由などをまとめていきます。
記事の目次(クリックで飛べます)
工藤勇一さんのプロフィールは?

引用元:http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15518
- 名前:工藤勇一(くどうゆういち)
- 年齢:59歳(1960年生まれ)
- 出身地:山形県鶴岡市
- 学歴:東京理科大学理学部応用数学科卒
- 役職:千代田区立麹町中学校長(2014年より)
千代田区立麹町中学校校長として、
2014年より学校の改革に取り組んでおられます。
わずか数年で学校のシステムを変えてしまったようです。
文部科学省が視察に訪れ、
新聞各社・NHK・民放各局などがこぞって取り上げるなど、
教育関係者・メディアの間で話題となるその手腕のすごさが分かりますね。
工藤勇一さんの経歴を調べてみた

引用元:https://globe.asahi.com/article/11964625
- 山形県公立中学校教員
- 東京都公立中学校教員
- 東京都教育委員会
- 目黒区教育委員会
- 新宿区教育委員会教育指導課長
工藤勇一さんの教育理念とは?

引用元:https://anokuni.com/interview/koujimachi-junior-highschool/
工藤勇一さんの改革をまとめてみた!

引用元:https://globe.asahi.com/article/11964625
- 中間テスト・期末テストの廃止
→単元テストと実力テストの導入
- 固定担任制(1学級に一人の担任)を廃止
→全員担任制(担任が週ごとや日替わりで代わる)を導入 - 宿題の全廃
→自分に足りない勉強を判断し、自分でやる
そして「やらされる学習」である宿題は、生徒の自律を後押しすることができないため全廃。
また、単に「自主学習しなさい」というのではなく、
「必要なことに時間を使いなさい」と伝えているそうです。
学校では勉強。
家では、好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、
スポーツをしたり、ぼんやりしたり。
そんな生活の中で、勉強とはまた違った大切なことに気づけると、工藤先生は語ります。
工藤勇一さんがこれから行っていきたい改革は?

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/08/news022.html
- 授業のプログラムを減らし、美術や音楽、体育を専門家に任せる
- 体育館などの施設は民間に委託し有効活用
- 部活の指導は外部の指導者に任せる
なぜ公立中でこんな改革ができたのか

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/08/news022_2.html
まとめ:工藤さんは「自律」の目的からブレない熱き改革者だった!

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/09/news015.html
今回は、カンブリア宮殿に出演される、
工藤勇一(くどうゆういち)さんについてまとめていきました。
公立高校の改革ができるなんて、すごく特別な考え方をされている方なのかと思いきや、
生徒の自律という学校の目的から逃げずに向き合い、改革していく、
そんな熱い志を持った方なんだと分かりました。
工藤さんが改革をするのは、決して生徒を甘やかすためではなく、
そこには「自律」という一本の強い芯、
学校の本質を追い求めようとする強い姿勢があります。
「現在の学校は、非効率的な場所だと思う」
と語られる工藤さん。
きっと今まで以上に改革を行い、
日本の教育に影響を与え続けるのでしょう。
そしてゆくゆくは、工藤さんの行った改革が、
すべて「普通」のことになる日が来るのかもしれません。
これからもご活躍から目が離せませんね。
では、今回は以上です。
ありがとうございました。
執筆者:ウド マツリ